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歴女カードへの道のり

始まりは何気ない質問から。
「織田信長の正室(奥さん)は誰か知ってる??」
私のこの質問に答えられた人間は10人中0だった。

「なんですとぉ~!!」と勝手に頭を抱えた私は考えた。
このままでいくと、100年後には歴史上に存在したすばらしい女性方の名前は露と消えてしまうのではなかろうか、と。卑弥呼様や大河ドラマの主人公になった女性たちも含めてだ。

そんでまた考えた。残すためには私は何をすればよいのか、と。

最初浮かんだアイデアは、私がピックアップした歴史上有名とされる女性のプロフィールや生きてきた歴史などを、WEBにどんどんアップしていけばいいかな・・だった。

ピックアップした女性は48名。書物やネット記事などを、これでもか!と集めて読みあさり、彼女たちの人生を掘り下げているうちに「自分が感じた彼女たちのイメージ」を文章にしたい。と思うようになった。それで文章にした。あとは、これをブログにでもアップしていけばいいよね、と書いたことに満足してアップを先延ばしにする日々が続いたそんなあるとき。

嬉しがりの私は、人からすごくいいアドバイスをくれるよ、と教えられた大津市の占い師さんを訪れ、自分へのアドバイスをもらうついでに、文章を作るだけ作ったがWEBにアップできていない状態も含めて「どうしたら残せるでしょうね~」と相談した。

すると「カードよカード!オラクルカードみたいなのを制作しなさい。私には見えているわ。タロットカードと解説本がセットで販売されるように、姉川さんが作った本とカードが売られている光景が。」とのお答えが・・・。

お~、カードの発想はなかったぞ。WEB上ではなく、リアルに手に取ることが出来れば長く後世に残すことが可能だよな、と舞い上がりさっそくイラストレーターを探した。だって、私は学校の授業以外で絵もイラストも描いたことなんてなかったから。お金を出してイラストを描いてもらう以外の選択肢など想像もしていなかったから。

しかし、1人目に紹介されたイラストレーターのたまごちゃんは妊娠されて候補から消えた。

2人目に紹介されたプロのイラストレーターは、忙しいのか依頼してから3か月返事がなく候補から消えた。

キャ~!どうしたら良いのよ!デザイン専門学校かネットで誰か探さないと!!

激しくあせる私に、お世話になっているWEB会社の社長さんから目が点のお言葉。
「りこさん、ご自分で描かれたらいかがですか?カードにしたい女性たちへの思い入れは、一番りこさんがあるでしょう。時間がかかっても、ここはご自分でデザインしたほうが絶対おすすめです。」

ほげぇ~!!まったくの素人の私がカードのイラストをデザインして色を塗るのぉ?ムムム、でもまぁ、とりあえず教えてくれる場があるかどうか調べてみるか。と調べたら草津に『マンガアート学院』というスクールがあったんですね。

そこで1日体験入学して、先生に自分の思いを伝えて、ド素人の私が制作することが可能か否か聞いてみた。

「できますよ。やりましょう。」あまりに軽くGOサインを頂戴したのが2018年の12月末頃。
かくして2019年から始まったイラスト制作の苦難と大いなる喜びの世界への道。

続きは投稿記事にアップしていきます。お時間あればご一読くださいませ。