心に響いた投稿
私自身は、ここ数年発信をやめてはいるが、氣が向いた時には検索してコメントだけは読んでいるフェイスブック。
今、偶然フェイスブック友達がシェアしていた原稿に惹きつけられ読んでみた。この内容がおそろしく心に突き刺さったので、自分が忘れないためにも、そして誰かに知ってもらうためにも、ここに紹介しておこう。
投稿者は「Chihiro Sato-Schuhさん」。以下が内容である。
【命を賭ければ無敵だ】
この2年ほどの間、勇気ある人の姿をたくさん見ることができたのは、貴重なことだったと思う。まさかこんな事態になるとは思わなかったけれど、真実を言うこと、人権のために抗議することが、最大の勇気を要することになったのだ。
ベルリンで行われたデモで警察が人権無視の介入をしているのを見て、警察は憲法と国民を守るためのものであって、政府を守るためではないとスピーチをした刑事部長は、翌日から職務停止になった。多くの医師たちは真実を語ったために解雇されたり、ライセンスを取り上げられたりしたし、アフリカに亡命した人もいる。
黙って従っていたら、犯罪に加担することになる。それは、魂を売るのかどうかという瀬戸際で、魂を取ると決めた人間の強さなのだと思う。そこには命を賭けた人間の清々しさがあって、このような姿が見られただけでも、この2年ほどの事態は意味があったとさえ思える。
それは攻撃する強さではなくて、ただ尊厳を持って堂々としている強さ、無抵抗でただ従わない強さなのだ。その姿は、これまで見たこともないくらいに人間という存在の高貴さ、美しさを見せてくれていた。
ニュージーランドでついにデモが始まったとき、マオリ系の人も西洋系の人も一緒になってハカを踊っている姿が印象的だった。ハカはマオリの戦いの踊りだけれど、結婚式や追悼やお祝い、人を励ますためにも踊られるらしい。抗議行動する人たちがハカを始めてしまったら、これはもう本気だ、これはもう敵わない、とそう感じた。ハカはそれほどの力を感じさせる踊りなのだ。形だけで踊っているのじゃなくて、戦う意志を込めて踊っている。その意志の力が形になって表れている。
前回の世界を変える魔法セッションで、祖霊との繋がりということがテーマになった。縄文人やケルト人は、死を恐れなかったから無敵の強さだったと言われているけれど、彼らが強かったのは、祖霊としっかり繋がっていたからだ。沖縄にはまだそうした祖霊との繋がりが残っていて、亡くなったおじいおばあがいつも守ってくれているという深い信頼感がある。祖霊は森や海、大地の神々と一緒になっていて、その神々がおじいおばあのように愛し守ってくれているのを感じているのだ。
縄文やケルトの人々が強かったのは、こうした自然の神々と一つになった祖霊の力に守られていたからだと思う。彼らは守られていることを知っていたから、恐れずに戦うことができたし、実際に不思議な力に守られていたのだと思う。天に導かれている人間は、必ず守られる。そういう確信だ。それでもし死んだとしても、それは祖霊のところへ行くことにすぎないことを知っていたから、死を恐れもしなかったのだと思う。彼らは亡くなった人といつもコミュニケーションしていたから、死ぬことはいなくなってしまうことではないということをちゃんと知っていたのだ。
この力と繋がっている人間には手を出せない。この力と繋がっている人間を支配することはできない。だから支配者たちは、この繋がりを断ち切ろうとしたのだ。縄文でもケルトでも、やってきた支配者たちは、まず聖地を破壊することから始めた。それでよりどころをなくして、祖霊の力と繋がれないようにしてしまったのだ。西洋でも日本でも、宗教は実のところこの力の封印になっている。
ニュージーランドのハカを見ていると、この踊りはまさしく大地の力、祖霊の力と繋がるための踊りなのだと思う。その力と繋がり守られていて、だから本気で戦う力と意志があることを内外に示すための踊りなのだ。
命を賭けている人間には敵わない。祖霊と大地の力に守られて、自分の尊厳のため、まわりの人々のために戦おうとしている人間には、手を出すことができない。恐怖からではなく、愛と信頼から戦っている人間は、攻撃することができない。
支配の歴史が始まったときに、この力との繋がりは失われていったのだけれど、今、世界中がここまで追い詰められたときに、人類はこの力を再び取り戻そうとしているのかもしれない。科学も政治も司法も頼りにならないというところまで追い詰められて、もはや神に頼るしかないような状況だ。そこまで追い詰められたからこそ、古代の力を私たちが再び取り戻しているのだとしたら、それこそはこのすべての意味だったのかとさえ思える。
何故なら、この力こそは縄文やケルトの人々を支配とは無縁の民族にしていたからだ。そしてこの力を取り戻すことで、私たち人類は今、再び戦いや支配とは無縁の存在に進化するのかもしれない。
ラグビーW杯日本大会でも、ニュージーランドの代表の選手は、試合前に踊っていたそうだ。
私も日々、ご先祖様には守っていただいていると感じている。最近は自分の死についても「あ~、肉体が滅びて魂が元の世界に帰るだけだ。」と理解もしている。
ただ、この世界における己のミッションの達成ができていない!だから当分は現世にとどまっているのだろうな・・・。
今日も自分に言い聞かせる。
私の可能性は無限で、毎日楽しく生きている!