１月７日を迎えた

今日の朝から長浜市の「賀詞交歓会」に商工会議所女性会メンバーとして参加。日本経済の低下に人材不足に加え物価上昇・・・などなど、課題は山積みであるが、まずは今年を無事に迎えられたことに感謝であろう。

その後、２０２３年上映映画である北野武監督の『首』を自宅で見た。この映画は上映時から興味があり、いつか見たいと願っていた作品だ。「本能寺の変」をテーマに織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀たち武将の野望、裏切り、運命を壮大なスケールで描いた映画・・・らしい。この映画は「こんなにそろえたの！」と思う役者が戦国の偉人たちを演じている。まず完全にイカレテぶっ壊れている信長役を演じたのは加瀬亮さん。

すべて部下任せで自分は何も行動しない豊臣秀吉を監督である北野武さんが演じている。映画の主人公はこの人である。

そして遠藤憲一さん演じる荒木村重と惚れあう仲！という真っ赤なウソ設定の明智光秀役は、西島秀俊さん。

タイトル通り「首」が飛ぶ飛ぶ。最近の大河ドラマでは割愛される合戦シーンや殺戮シーンも盛り込まれているし、殴る蹴るもありあり。秀吉・北野武さんが放つアドリブに振り回される弟・秀長役の大森南朋さん、軍司半兵衛役の浅野忠信さんの「素」の演技はよかった。そして、森蘭丸役の若い役者はどなたかしらん、と調べたら「寛一郎」さんと出てきた。誰やねん、と検索したら祖父は三國連太郎さん、父は佐藤浩一さんであった。なんとまあ、有名人の２世、３世であったとは。

狂った戦国時代をはちゃめちゃに表現した映画である。

さてさて、わたしだったら、それぞれの奥様を主人公にした映画を撮りたいな。お城の中で戦のシュミレーションをしながら自分の夫を操って戦をさせたり、裏切らせたり、駆け引きや偽の情報で敵を翻弄させるのである。時には、他の戦国武将の屋敷も偵察させて、その奥様がどんな衣裳を着ているか、どんなおしゃれをしているのかも調べさせて張り合ったりもする。子育てや家計のやりくりなども絡ませたらネタはつきない。絶対面白そうだ。