長浜少年少女合唱団「輝らりキッズ」コンサート鑑賞

4月4日春雨と春風で桜の見頃も終わろうかという「春らしい日」に、長浜の文化芸術会館において、長浜市少年少女合唱団「輝らりキッズ」の『春のきらりコンサート』が開催された。10年以上前に私の子どもたちもお世話になった、私にとっても愛着あふれる合唱団だ。余談だが定期演奏会のカメラ撮影もさせていただいたことがある。

本日の公演は、昨年のコロナ渦のせいで、毎年開かれる定期演奏会の代わりである。
第1部のプログラムは、団員による合唱とこの春に卒団する団員のソロであった。

昨年定演やすべての出演がなくなり、練習も7ヵ月間中止していたが、昨年10月より感染防止対策をしっかりして再開、今日の日を迎えたそうだ。声の線は少し細かったが、ステージに立つことが嬉しそうな子どもたちの様子は、見ている私たちにも伝わってきた。

第2部は、音楽劇『100万回生きたねこ」をダンスを入れながら公演。ミュージカル形式でセリフもあるので、こちらは演技の上手な子どもと、「うん、もうちょっと声を出そうか」という子どもに分かれていたかな。たださすがに歌とダンスは頑張ってた!

そして、何と言っても今回のメインは、20年近く合唱団の指導に携わってくださった福永早苗先生の引退であった。私も先生とはご縁があり、かれこれ12年ばかりのお付き合いであろうか。大変熱心で情熱をもって子どもたちに接してくださった。そして天然なところもお持ちなので、そこが「クスッ」と笑いを誘う親しみやすさもある。

長い間お疲れ様でした。今度は観客の立場で子どもたちの成長を楽しんでくださいませ。