秀吉像レポート
毎週のように秀吉像の製作過程を見に行っている。訪れるたびに進行しているので、毎回感動している私である。
像の手に握っている木は、後日「刀」に替わるそうだ。
お顔は依頼主と歴史学者からOKが出たので、この表情で決まり。人それぞれイメージが違うので、すりあわせるのが難しいが、今全国に存在する銅像が関白姿のおじいちゃんばかり。それと比べるとやはり若々しい。
甲冑のボリュームもついて、これから追い込み作業なのだそうだ。
いつも訪れては質問しまくる私も、さすがにお声をかけるのを遠慮した。
秀吉には手の指が6本あったという説があるのだが、今回は5本にして含みを持たせている。
3月中に完成の見込みで、その後、石膏型とFRP像を作って富山県の高岡市まで車で運ばれるそうである。