理子「世界を知るランチ会 シンガポール編」に行く

草津市で行われた「世界を知るランチ会 シンガポール編」に参加した。これは
世界の国々について知識や体験を、おしゃべりしながらシェアをして、その国の
お料理を糖質オフ料理教室の先生が作ってくれる会だ。

主催者の思いは「いろんな国の価値観を知って、日本のこうあらねば!から、
少しでも多くの人を解放したい」という願いでありシリーズで開催されている。

今回の講師は、シンガポールで保育士をされていたイケザワ先生。

無知の私は知らなかったが、シンガポールの公用語は英語で、昔はマレーシアの
国の一部だったそうだ。
マレーシアが資源のないと見放したシンガポールは「人こそ資源」を合言葉に国
造りを進め、今や東京23区の土地より狭い敷地面積に5,000万人が居住し
ているという。

そして国の取組として、結婚して子どもを生んでも女性が仕事を辞めないように、
祖父母が近くに住むように奨励しているのだ。
外食も2ドル、3ドルと安く食べられるので、家で料理を作らなくてもすむ。
働くお母さんには恵まれた環境だ。

だた、日本と違うことは四季がないので、熱い寒いの体感がなく、紅葉の色づき、
雪景色、季節の移ろいなどの風情がわからない。やはり情緒やもののあわれという
点では日本は素晴らしい国であるし、それが知りたくて日本へ行きたいという人も
多いそうだ。

このような話を聞きながら、シンガポール料理を味わっていると、明日にでもシン
ガポールへ行きたくなってしまう。

この日のメニューは、チキンライス・パクテー・スープ・デザート。どれも美味で
幸せな時間だった。今までお会いしたことのない方々ともお話がはずんだ。
起業してあらためて思うことは、出会う人の幅が広がったこと。そしてご縁のつな
がる人には、再会できたり場合によってはビジネスに発展することもあること。
人生が格段に面白くなったことである。