理子　山に登って神様に会いに行く

運動不足の私がなんと！奈良県天川にある大峰蛇の倉七尾山に！
マイカーで長浜から一路大津市瀬田駅へ。そこで友人ら３名を車に乗せGWで混雑
する道路を走ること４時間弱。昼ごろにようやく到着した。

開山記念日となる５月３日は、護摩炊きも行われるので、私も３つのお願い事を
専用の木片に書いて焼いてもらった。
どうか願いが叶いますように・・・。

さて、いよいよ神様に会うために山に登ることに。

通常、大峰山は役行者（えんのぎょうじゃ）が開いた修験道で、女人禁制なのだが、
ここは女性の登山が許されているという。

神秘の霊山と言われていて、登ることを許された者しか登れないらしい。
それって、私の登山へのモチベーションを高めてくれるキーワードだ。

険しい山道を登ること４０分。息は上がり胸が痛くなりヘトヘトになりながらも
「神様が待っている」の一念だけで登り続けた。

てっぺんに到着し、孔雀門前でスタッフの男性が唱える「般若心経」を聞きながら、
とにかく「ありがとうございます」を心の中で繰り返した。

最後に現地でひいたおみくじに「時には人を押しのけてでも欲しいものを手に入れ
なさい」というメッセージが書かれていた。ヒャ～、何とも強引なお言葉。

帰りの道中もトイレに行きたくて、乗車する友人とそのお仲間を巻き込んでトイレ
休憩を数度もしてしまう。
しかし、これも体内から不純物を出して身体を浄化させられていたのだと、氣づいた。

とにかく貴重な体験に誘ってくれた友人に感謝。