物事は すべて行動が始まり

周りの世界が見慣れたものになってくると、時間が速く過ぎ去っていくように感じ
られるそうだ。お年寄りが毎日ルーティンワークしかしていないのに、「あっという
間に1年が過ぎ去った」とよく口にするのは、それが理由らしい。

だから自力で時の流れを遅くするように努力をしなくては!
新しいことを学び続ける。新しい場所を訪れる。新しい人に会う。などなど。
こうすると脳の取り込む情報量が多くなって、時間がゆっくりと過ぎるように感
じるらしい。
さしずめ小学生の授業時間が長く感じられたように。その結果、創造的な思考回
路が育つという。

今の私にとって、その時間は「イラスト」を描くことだ。
女性のイラストを描いて、いずれ『オラクルカード』として出版したい!と一大
決心をして、昨年12月から週に一回学びに行っている。

イラストなんぞ描いたこともなく、何の興味も持たなかった自分が基礎の基礎から
四苦八苦して、もがき苦しみながら描いて、絵具で色を塗っている。
ちなみにこちらが記念すべき1作目(汗)

課題は「血液型からイメージする女性のイラストを描くこと」だ。
B型女性の自由気ままなイメージを描いたものである。

いやはや実に貴重な時間である。この時間の過ごし方が未来の成熟へと繋がって
いくのだと願っているのだが・・。

人生はいくつになっても新鮮な気分になれる出来事を選択できるものだ。

かの魯山人が好んだ言葉に「坐辺師友(ざへんしゆう)」がある。自分が座っている
周りのものすべてが師であり友人であるという意味だ。つまり、ものの見方を変え
れば、日常のあちこちに教えがあり、新しい価値を発見できるということ。

「なるほど!」と感心させられた言葉である。