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2019-04-18

選挙3日目~5日目

どんな時でもそうだが、中間が体力的にも精神的にも一番きつい。

しかし、よくしたもので半ばまで差し掛かると人間関係はぎこちなさが取れ、互い
の距離感が近くなる。

そこで思い出すのがユダヤのことわざである。
10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判
する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。
そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合えるくらい親友になれる。
残りの7人はどちらでもない人々だ。

枚方市選挙でありながら、関係者の10分の9ほどが枚方市外の人間である私たち
スタッフ。ちなみに私は滋賀県だし、ほかには兵庫県、奈良県もいる。

幸いなことに、私は今のところ1人も苦手に思う人がいない。
これも候補者の人徳であろうか。

【スタッフ】

ただ、選挙3日目~4日目ともなると、己の価値観と相手の価値観が違うことが
わかってくるので、ちょっとした意見の食い違いや、トラブルも発生する。

ましてや、こちらは選挙ド素人の集団なので、選挙の修羅場を潜り抜けてきたベテラン
たちからは「赤ん坊」に思えるだろう。

そうはいっても、皆さんボランティア。しかも選挙の世界は赤ちゃん。
もうひとつ言えば女性。

そこに選挙のベテランスタッフのおっさんがいちゃもんつけて、私たちボランティアに

顔を真っ赤にして怒りまくってきた。自分が荷物を忘れた事が私たちのせいだと
言うのだ。はぁ?私たちのモチベーションを下げただけだよ。

ここで候補者が強くて「ふん、何さ、行くわよ!」タイプであれば問題はないの
だが、候補者である友人は人一倍、人のことを気にしてしまうタイプ。
私たちを気にした挙句、それゆえスタッフも候補者もこの日は総崩れだ。

最後は候補者まで涙することに・・・。

「自分は何でも知っている、と思い込む『切れたおっさん』ほど厄介なものは
いない」という事が身に染みた中間日。さて、終盤はどうなるのか!

 

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